初見、間違ってカードウィッシュと読んでしまったが、カードワースだったか。
ベクターで1ジャンルを裂かれているので興味を持ってのぞいてみる。
すばらしい「シナリオ間で同一プレイヤーキャラクターが共有できる」だと!
気になって仕方が無い。DLしてみることにする。
きちんとプレイするのはまだ先だがシナリオ自作も出来るということなので概要ぐらいは味見しておきたい。
オープニングの音楽もフリーゲームとしてはめずらしく壮大でよく練りこまれている。いかにもファンタジーだ。
ところでこのシナリオ間で同一プレイヤー共有ってフリーRPGプレイヤー共通の夢だったと思うんだが、驚いたことにこのゲーム、かなり古いみたいだ。
こんなゲームがあったとは。RPGCSでもシナリオ間でプレイヤーの共有が出来たらな…(ある種の問題は付きまとうが[いずれ後述])
自キャラ絵とかはレトロというかなんというか...好みが分かれるところだ。まあこのへんは簡単に差し替え、追加等出来る仕様らしい。
すこしやってみて若干気になる点が出てきた。
それは全体攻撃手段についてだ。このゲームでは魔法や剣技、盗賊の鍵開け能力などがすべて技カード?というカードを所有して使うかたちになっているようだが、
その全体攻撃の効果範囲は敵全体一種しかないのだ(多分、もし限定範囲攻撃ができるカードを設定できるキャパがあるとしても付属の街では見かけない)。まあゲーム自体、敵味方双方に前衛後衛の概念がないのでそこから論じないとならないが、何が気に入らないかって魔法はまだいいけど
戦士の複数体攻撃技が全体攻撃のみしかないのはどうかなと。
無論シナリオ作者全体がそういうものを安易に出さない空気になっていればまた違うのだろうが、付属シナリオからして簡単に入手できるし、結構出回っているだろうと判断できる。
つまりポピュラーであるからには、大抵のシナリオでは戦士は全体攻撃できるという前提でバランスがとられているということになる。うーむなんだか硬派な雰囲気はないな。
拙者にとっていちばんしっくりくる"戦士"のイメージは自動的に重戦士orバーバリアンであり「戦士は"壁"であり、複数体の敵の攻撃を処理(もしくは耐久)できるものの、自らの攻撃手段は基本1ターンに1体のみ」というのが理想なのだ。
映画コナンザグレートのシュワちゃん、古代ローマのファランクス、FFの騎士、などなどのイメージなのだ。
仮に複数攻撃が可能でも普段プレイヤーが目に出来るのは2体とか多くても3体ぐらいが許容範囲だ。そしてもっとわがままを言えば複数攻撃が出来るのは重戦士というより、軽戦士(HPや鎧の厚さに弱点がある)であってほしいのだ。
もちろんその世界でも極々一部の人間が神業のような全体攻撃を繰り出すのはむしろ楽しい。例外というのはそれだけでドラマチックだとおもうし、マトリックス、座頭市、戦国無双っぽい戦士がいても悪くない。
でもそれが普通のことになってしまうとちょっとなあと。
要するに全体攻撃手段を戦士に持たせるなら「あなたは特別な存在ですよ」という説得力とプレミア(もしくは致命的ペナルティ)が付いていてほしいわけだ。決して全体攻撃できるシステムがいやだといっているわけではない。
多分作り手側としては複数攻撃を作る過程で「1体か全体か」といった2択のほうが作りやすいんだろうな。
戦士(重戦士)は1ランク格下ぐらいの敵ならば複数に囲まれても生き延びられる上、一撃の殺傷力は1ランク格上やボスクラスにも通用するものを発揮できるがその攻撃影響範囲は単体(or少数)
メイジは複数に囲まれれば(いや一人に殴られただけでも)絶命確定だが1ランク格下ぐらいの敵が複数いても一発ですべてなぎ倒せる(ここに関しては多少の差異はあれど、大体どのRPGも近い傾向があるかな)
こういう基本法則が拙者は理想だな。
ここにイレギュラーとして高機動を旨とした軽戦士や魔法戦士等やRPGでは余り見かけないが日本の源義経のような介者剣法使い(重戦士)でありながら八艘飛びなどという軽戦士もびっくりのスタイルを併せ持つ万能戦士などがごく少数存在できる世界ならさらに素敵だ。
魔法使い系に関してはすくなくとも一人用のRPGでは現状の主流になんの不満も無い。ド派手結構。カードワースの魔法も然り。
-Dangeons-自作シナリオ倉庫
ベクター(3D DUNGEON RPG )
無限の迷宮用モンスターグラフィック
Dungeons01旧(RPGCS版)
Dungeons-英雄王の崩御-
注意:
基本的にネタバレ気にせず書いています。
まっさらな状態でプレイしたい場合は注意が必要です。
またネタバレでありながら、そのときそのときの私の主観で書かれている為、情報の正確さはゼロです。そのあたりご了承願います。
情報の間違いが判明しても特に修正もしません。
先週はこの道を右が正解と書いておきながら、来週は左が正解の道だとしれっと書いていることでしょう。