零戦-ZERO FIGHTER-

零戦。

昭和12年1937年10月十二試艦上戦闘機開発開始。爆撃機の護衛が可能な長大な航続力と迎撃局地戦の可能な格闘能力の両立した戦闘機の開発命令。
昭和14年7月21日。漢口に試作機１６機が投入。
昭和15年皇紀2600年。十二試艦上は2600年の語尾の零をとり、零式艦上戦闘機として正式採用。
昭和14年9月30日。重慶敵基地施設爆撃の護衛の為、漢口を出撃した零戦13機は二倍以上の敵機を相手に計27機を撃墜、零戦は全機生還という戦果を挙げる。
昭和16年1941年12月8日真珠湾攻撃。アメリカ太平洋艦隊に多大な損害を与えた。
昭和17年6月4日。ミッドウェー海戦。36機の零戦vs72機のアメリカ機が激突。
昭和17年8月7日ラバウル航空隊、ガダルカナルへ。
  
「我々がニューギニア・ラバウル上空で戦った日本軍はただのパイロットではない。彼らは実に強かった。ゼロ戦はどこまで逃げても追ってくる。旋回し真っ直ぐに急上昇するかとおもうと完全な垂直旋回をする。身の軽い狼に襲われる牛のような気分だった。彼らは操縦桿を握った鬼だ。」
昭和18年オーストラリア、ポートダーウィンにてイギリス空軍スピットファイアと激突。これを撃破。