プールの中での四十八手-裸人の絵-RPGCS-

悪夢といっていいのかわからないが怖い夢を見た。
なぜかプールの中でまっちょとくんずほぐれつしなければならない夢だった。
お互いプールの端から飛び込み水中で戦うという夢だ。
何かのインストラクターみたいな黒人が「さあ入れ！さあさあ！」とふっかけてきて断るに断れない。
相手のマッチョはジェロムレバンナみたいなガチムキ８頭身。確実に殺されるではないか。
拙者逃げて～。
だが夢の中の拙者は強気だった。なんの疑問もなく飛び込む。バカである。


途中殴られたり沈められたりしながらもなんとかバックに回りチョークを取る。
だが敵はありえない関節の構造をしていた。肩甲骨ごとぐるりと反転させると拙者の脇をぐいぐいと押し上げ
引き剥がそうとするのである。連邦のマッチョに違いない。白かったし。
しかも拙者のポジションもよくない。なんとか引き剥がされまいと足で胴をはさんでロックしたいところなのだが
浮力で腰が浮いてしまって足が相手のウェストに届かないのである。
首もなんか上のほうの柔らかいところに入ってしまい全然効いてない。「もう少し下げないと」とおもうが少しでも緩めたらそのままはがされそうで怖くて締めなおせないのだ。
血中の酸素が枯渇していくのをダイレクトに感じる。苦しい、はやく水面に顔を出したい。
ああ拙者が吉川晃司であったなら！
もうだめだ…そんなあきらめムードになりかけたときはっと目が覚めた。
夢でよかった。もう一生レバンナのいるプールには近づかない。


やっぱり前日こんな絵を描いていたせいだろうか？